米国財団法人野口医学研究所

Externship Program

エクスターンシップ

野口医学研究所は米国の臨床研修を希望する医師に対し、留学プログラムを提供しています。
このプログラムでは、米国の多くの患者様や医療人と接することで、日本では体験することの出来ない臨床経験を得ることが出来ます。
ご自身が希望する診療科、勉強したい内容を基に、プログラムを個別に構成します。
将来のマッチングを具体的に考えている方や、米国で臨床スキルを高めたい方に最適なプログラムです。
研修生は、毎年開催される選考会で選出された方が対象となります。

野口医学研究所の理念となる「患者優先の医療」を目指し、将来日本の医学界を代表する医師、医療従事者として活躍したいという志のある方を応援します。

対象

医師、コ・メディカルスタッフ
※レジデントを目指す方に特にお勧めします

研修施設

・ トーマス・ジェファーソン大学(ペンシルバニア州フィラデルフィア市)
・ フィラデルフィア小児病院(ペンシルバニア州フィラデルフィア市)
・ ハワイ大学クアキニ医療センター、クイーンズ医療センター、カピオラ二医療センター(ハワイ州ホノルル市)
※研修施設の状況により、ご希望に添えない場合がございます。

対象診療科

ほぼ全科に対応可能

研修期間

3〜4週間

研修有効期間

2024年4月〜2027年12月(合格後4年間有効)

研修内容

原則として見学のみ
※ラウンド、カンファレンス、グランドラウンドの参加は可能

費用

研修費は当財団が負担いたしますが、滞在費、交通費は自己負担となります。

研修の流れ

申し込み

12月 選考会参加

約1ヶ月

合否決定

4年間の猶予あり

研修希望期間の申告・決定

3ヶ月以内書類準備、Immunizationチェック、航空券やホテル/寮の手配

研修期間(約3〜4週間)

2週間

レポート提出

募集要項はこちら

よくあるご質問

選考会の内容はどのようなものですか?
選考会は、日本語、英語の面接を行います。
面接終了後は選考委員の先生方からフィードバックの時間があります。日米の医療現場で活躍している先生方が選考委員の為、各受験者に対して適切なアドバイスを受けることができます。
選考会の倍率・合格者数はどれくらいですか?
倍率や合格者数は年度によって異なり、原則として公表していません。
英語に関する成績証明書は必須ですか? また、TOEFL ITPの成績は有効ですか?
必須です。未受験の方は選考会までに受験し、結果を提出してください。TOEFL ITPにはスピーキングとライティングが含まれていないため無効となります。
英語のレベルはどの位あるのが良いですか?
アメリカの医療現場に入りますので、日常会話レベルではなく、医療に関する専門用語まで使いこなせるレベルが望ましいです。
将来マッチングを希望していない場合でも、受験することは可能ですか?
可能です。日本の医療発展の為に留学し、学びたいという意欲がある方は大歓迎です。
推薦者はどのような方が望ましいのですか?
推薦者の条件は特にありませんが、ご本人をよく知る方や日々の指導者的立場の方にご依頼いただくことをおすすめします。同僚や知人からの推薦状は無効ではありませんが、あまり良い印象ではありません。
推薦状の提出は推薦者から直接メールで送付することは可能ですか?
基本は郵送でお願い致します。
推薦者が海外在住で郵送が難しい場合のみメールでの受付は可能です。但し、その場合は事前にご連絡下さい。また、必ず推薦者のサインが入ったものをご送付頂く様にご注意下さい。(サインが無い場合は無効となります)
選考会の結果はいつ頃発表されますか?
毎年1月上旬を予定しています。
研修先は研修生が選択できるのですか?
基本的には希望の研修先で調整しますが、研修先の状況により、必ずしも希望に添えるとは限りません。
研修で実際に患者様の診療に関わることはできますか?
研修内容は基本的に見学です。
アメリカで医師として実際の臨床に関わる為には、州の研修用ライセンスと、高額な医療過誤保険、そして病院からの許可が必要な為、今回の研修ではECFMG certificate を取得している場合でも、実際に患者様の診療を行うことはできないとご理解下さい。但し、ラウンドやカンファレンスで自分をアピールするチャンスは十分にあります。研修中は指導医だけでなく、現場で働いている多くの方と知り合う機会があるので、是非積極的に米国での臨床研修やマッチングについて情報を得ることをお奨め致します。